自分文化

すきなことの寄せ集め。少年よ大志を抱け。

なつい夏うたなうい夏うたっていうと古いですか

今週のお題「夏うた」

 

 

 いや~夏が来ましたね~。蝉がそこらじゅうでうようよ鳴いております。

 記事更新率がどんどん下がっていきますね。一週間に一度のお題は必ず着手するをモットーにしてきたのですが…。暑さのせいにしておきましょう。

 

 

 さて、「夏うた」。

夏を感じる歌といえばたくさんありますね。

私的夏うた、三つぐらい挙げてみます。

 

 

 今ぱっと浮かんだのは、Whiteberryの「夏祭り」(とてもなつい。夏だけに…)

みんな歌ってましたねあの頃は。

 

 

夏祭り

夏祭り

  • provided courtesy of iTunes

 

君がいた夏は遠い夢の中/空に消えてった打ち上げ花火”

 

 ってサビですけど、花火が本当に打ちあがっているように感じるぐらいテンポの早いあの曲調にこの切ない歌詞をのせるそのすごさよ。当時は歌詞気にしていなかったけど、今じっくり見ると発見ですね。

 

 

 

 あとは個人的に、ロックをよく聞くのですが、

JUDY AND MARYの「Brand New Wave Upper Ground」

は、大好きな曲です。


JUDY AND MARY - Brand New Wave Upper Ground WARP TOUR FINAL

 

 海岸沿いを車でドライブしながら流して聞きたい曲です。

 シャツを着てサングラスをかけて、運転して、右側の窓を開けてそこに海が広がっているんです。そして、車を走らせたその先に島へと続く大きな橋があって、海の上を渡る。そんな雰囲気の中で聞きたい曲ですね。

 

 

 

 

 そして、最後に前から名前は知っていたり、友達がカラオケで歌っていたのに聞いてこなかった曲。

 

Backnumberの「高嶺の花子さん」


back number - 高嶺の花子さん (full)

 

 超有名曲の人気曲でCMでもお馴染みですね。なんで今までバックナンバーを聞いてこなかったのか…本当に悔やまれます。当時は少しひねくれていたというか、すれていたというか天邪鬼というか、みんなが知っているアーティストの曲を聞いてたまるかという謎の執念がありました。それよりも、みんなの知らないアーティストで私のど真ん中を突いてくる音楽を探し求めていました。しかし、聞いてみるとやっぱり人気だったり有名になる理由がわかりますね。まずキャッチーですし、歌詞からすごい情景が浮かび上がり共感できます。聞いていて居心地が良い、というかもうそれすらも当たり前のようにすっと浸透していく感じ。町中を駆け回ってあらゆる角から飛び出したくなります。(行き過ぎ)

 

 

 いかがでしょうか。

独断と偏見による私にとっての「夏うた」のご紹介でした。

まだまだ始まったばかりの夏。楽しみです!

熱中症には気を付けましょう!!

 

新しい休日

今週のお題「2020年上半期」

 

 

なかなか更新できずにいました。

 

 今年の上半期はいろいろとありすぎましたね。

 

人同士の密は避けてきましたが、出来事としての密は非常に多かった気がします。すごく時間の流れるスピードが速かったように感じました。

 

 

 

 今まで外に出かけることの多かった私は、休日に本当に何をしていいのやら最初のころは悩むことが多かったですが、この生活にも慣れ(ている自分が怖い)、「自宅でゆっくりする」ということを学びました。

 

 

 

 どちらかというと休日は朝家を出て友達と会ったり写真を撮りに行ったりライブに行ったりイベントへ行ったり買い物へ行ったりカフェへ行ったり…そして夜帰ってくるという日々をずっと過ごしてきました。予定がない日がないほどにまでスケジュールをぎっちり組んでおり、家にいるのがもったいない…と思うほどでした。

 

 

 

 でもやっぱり、人間、休む日も必要です。

 

 

 

 久しぶりにゲームしたり、通勤時間に読んでいる本を家で読んだり、雑誌を買うことなんてなかったのに買ってみたらコスメにハマっちゃったり、アマプラで映画を見たり、勉強もしてみたり…。今まで自分がやってこなかった家での過ごし方をやってみると案外しっくりきたりするものですね。

 

 また、自分を見つめ直すいい機会でもありました。これからどうするのか。本当にこのままでいいのか。ずっと頭の片隅にひょいっとあったものの、まあどうにかなるっしょでやり過ごしてきました。それを持ち出すことなく、ほったらかしにしていたのをガシっと掴んで引きだして考えるきっかけにもなりました。もっと世の中の人たちは必死に頑張っている中で、わたしは社会人になってから何もこれといって成長していない。学生の時から何も変わっていない。矛になるものも盾になるものもない。努力をしなければいけない。

 

 

 

新しい生活スタイル。

 

 

よく耳にします。本当にこれを体感してきましたし、下半期もしていくこととなります。行きたいところもたくさんある。生きているうちに…なんて思わず、思ったら即アクションを起こすべきだということも今回の騒動で思いました。まだ控えますが…。

 

 

下半期も頑張りましょう!

屋根より高い竹とんぼ

今週のお題「お父さん」

 

 

 

 父との思い出を振り返れば割とあるということは、仕事で忙しいながらも休みの日や行事など子供との時間を大切にしてくれてたんだな~と改めて思う。

 

 

 幼い頃、平日は父と一緒に食卓を囲った記憶があまりない。

仕事が忙しく夜みんなが寝静まった頃に帰宅することが多かったり、朝家を出るのが早かったからだ。

 ほとんど顔を合わせることがなかったが、休日は一緒に公園へ遊びに出かけてくれたり、遠くへドライブしたり、ドライブはお母さんがいないときには必ず助手席へ座って父の眺める景色を一緒に見たり、父のゲームする姿を見てやってみたい!といったらお前はまだ早すぎるとやらせてくれなかったり、ラーメンやチャーハンを作ってくれたり、学校の行事なんかは休みを取ってくれていつも見に来てくれた。それがうれしくて、かけっこなんかは頑張ったものだ。大変な生活だったと思う。

 

 父との思い出として強く深く印象に残っているものがある。

 学校の行事で親子でものづくり体験をしたときのことだ。事前に何を作りたいのかを選んでおき、体育館で各ものづくりごとに分かれて体験できる。私は、竹とんぼ作りを選んでいた。周りはお母さんが多い中で、私には父がいた。ちょっと恥ずかしかったのを覚えている。幼い妹もいるので、「こういうの、お父さん得意だから」と、母は父にお願いしたのである。とんぼのプロペラ部分の竹を一緒に一生懸命削った。「ここは厚みがあると重たくなって遠くへ飛ばなくなるから、なるべく薄くするんだよ。」私は、疲れて「もうこれでいいんじゃない?だめかな?」とぶつくさ言ったのだが、父は「いや、まだだ。まだ薄くできる。」と私より真剣に取り組んでいて思わず笑ってしまった。時間いっぱい使ってギリギリまで薄くして、やすりできれいに研磨してようやくできたときふたりして大喜びだった。「じゃあ、みんなで飛ばしてみましょう」と外部のスタッフの人が言って、みんなで一斉に飛ばした。父と私で作った竹とんぼが誰よりも遠く、高く、飛んでいった。みんな「すげー!」って言っているのが聞こえ、私と父は顔を見合わせ笑った。私は得意気になったし父も満足そうだった。思えばこの日初めて、父と心を通わせることができたのかもしれない。この日の映像は今でも鮮明に覚えている。

 

 

こういう気持ちとか感動を大切に、忘れずに生きていきたいなと思う。

思い入れって大事

今週のお題「傘」

 

 

傘という漢字は本当にカサって感じですね。

人の上を雨から覆って守ってくれるもの。

さすがに四人も入らないよなあなんて思ってしまうけれど。

四人とも体の四分の三がずぶ濡れですよ。

 

 

最近はいよいよ梅雨入りかというところで(もう知らないうちに入っているのか?)、わたしも気持ちを新たに新しい傘を通販で購入した。といえばかっこいいのだが実は今まであんまり傘にこだわりがなく、ほぼコンビニに売っているビニール傘にお世話になっていた。500円の使いまわしである。さすがにそろそろちゃんとしたの買わなきゃと思って早三年。ようやく重たい腰を上げ(通販だから座ったままだがな)手に入れた。割と気に入っている。ビニール傘を愛用する前はちゃんとお気に入り持ってました。しかし、どこかの電車だかバスに置き去りにし、そのまま私の元を旅立ってしまったのです…。悲しすぎて浮気などできなかったのです。ずっと彼を待っていたのです。でももう、潔く自然消滅を受け入れようと思いまして…。

 

 

最近出番が多くてうれしいです。

すきでお気に入りの傘を持つと、こんなにも雨の日も晴れやかな気持ちになれるなんて!変な意地を張らずにもっと早く買えばよかった!

 

 

なんだかんだビニール傘もすきですけどね。少しボヤっとした透明越しに空が見えるしね。つい上向きたくなっちゃうよね。前方不注意で電柱にぶつかりそうになったりね。

 

 

 

こんだけ傘のことを語らせていただきましたが、晴耕雨読

ということで、読書します。

季節の移り変わり

今週のお題「外のことがわからない」

 

 

 

出かけることが職場への往復のみになった今、めっきり外に出る機会が減ったのは私だけでないと思う。

 

 

ありがたいことに、今の時代ネットニュースやテレビ、SNSなど家にいながらも外の情報を受け取ることができるので外に出ていなくてもある程度のことはわかる。

 

 

 

しかし、ただ媒体を通して見たり聞いたりしているだけなので、実際に自ら足を運んでみなくてはわからないこともたくさんある。

 

 

 

私にとって一番わからないのは、自然のことである。

 

 

 

もう梅雨入り目前となっており、日本特有のじめじめとした、長袖ではちょっぴし暑く少し汗みTシャツが肌にへばりつくこの感じから気候の変化については何となく感覚的にわかる。

 

 

しかし、本来ならば3月から6月にかけて冬から春、夏に入る前というのは自然が著しく変化する時期だと私は思う。

 

真っ白な銀色の世界から次第に木々から芽が出て、地面からは緑が生い茂り動物や虫たちが現れ桜は咲く。道端にはたんぽぽが咲いている。ずっと眠っていた静寂な世界が目覚めていくのである。緑が生い茂り始めネモフィラも藤の花もバラも咲く。季節による自然の移ろいを身を持って実感できないのが非常に残念である。去年と同じ一年間はない、おととしと同じ一年間もない。同じ時間というものは存在しない。自然の中に自分がいるだけで、何か目に見えぬエネルギーのような大きなパワーを存分に授かっている気がする。「生きている」と感じる。

 

 

 

もうそろそろ、紫陽花が咲いてくる頃ですね。

 

 

 

あの味を思い出す

今週のお題「好きなお店」

 

 

 

 私には、何回も通ってしまう!というほどの好きなお店はもしかしたらないのかもしれない。だいたい行った先で、お!このお店楽しそう、面白そう、おしゃれ~といったところへフラフラと入ってみることが多い。あとは見知らぬ土地ならば、事前にグーグル先生に教えてもらい、気になったところへ行く。

 

 

 おいしいごはんをたべたり、お茶したりできるカフェを巡ることが多いが、本当にこれはおいしい!と思ったコーヒーショップがある。これは、事前に調べていったとかでなく”そこにそれがあったから”の類で訪れた。都会の人なら誰もが知る「ブルーボトルコーヒー」である。

 

 

 秋晴れの、すかんと澄んだ濃く碧い空がオレンジ色に染まり徐々に藍色に移ろい始めていた頃、イチョウ並木を横目に歩いていた時だった。街の散策をしている最中に目に留まった、見覚えのあるブルーボトルの看板。そういえば、気になっていたのに行ったことがなかったな、と思い入ってみた。おしゃれなコンクリートの打ちっぱなしの建物のの二階にそれはあった。

 

 

 注文しようにも、初めてなのでやり方がわからない。カウンターにはおしゃれなお兄さんやお姉さんがにっこりとこちらを見ている。

 

 

 とりあえず、おすすめと書かれていたカフェラテをアイスでオーダーした。他はよくわからなかったからとかではない。

 

 

 私は、朝挽きたて、ではないがインスタントではなく、しっかりお湯を注ぎドリップした入れたてのコーヒーをマグカップ一杯飲むのが日課の無類のコーヒー好きである。本当にこれでコーヒー好きと名乗っていいのかは目をつぶってほしい。もっとすごく好きな人はたくさんいる。

 いつもブラックコーヒーを飲むことが多いが、気分によっては牛乳で割ることもある。しかし、頼んだカフェラテを一口、口にすればいつも飲んでいたコーヒーとは桁違いに違うことが明らかであった。

 

 

 驚いたのは、とにかくミルクが濃いのである。

当たり前だが、家で飲んでいる牛乳とは訳が違う。そして、それに絡まるように溶け出したコーヒーの香りや風味のバランスが良い。良すぎる。

 

 

 おいしすぎて、永遠に飲んでいられるほどであった。すぐに飲み干した。本当なら、ゆっくり飲みながら友達とおしゃべりするところだが、恥ずかしいほどにすぐになくなった。これだけ衝撃を受けたのは初めてだった。

 

 

 そして、容器にさりげなく、ブルーボトルがあるのがかわいいし洒落ている。

 

 

 

 

 今、思い出しながら記事を書いている間もあの味を思い出す。ああ、また飲みたい。絶対に飲みに行くぞ。もしかすると次もカフェラテを頼んでしまうかもしれない。

 

 

 

 

 

 

灰色の30分間

今週のお題「遠くへ行きたい」

 

 

 

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 磯の香が潮風と共にそよいで私の背中を押し、素敵な世界へと連れて行ってくれた。しとしとと静かに雨が降り注ぐ中、何処へ続いていくかもわからないくねくねとした細道を自分の心の赴くままに歩いていく。冒険心と好奇心が掻き立てられる。右側には石畳、左側には崖。その下には民家があり一歩間違えたら大惨事。その先を抜けると、階段があり登れば緑のトンネルが現れる。トンネルを潜り抜ければ木造建築で趣のある古い立派な民家に挟まれた細道が現れる。目の前を猫がてくてくと横切っていくので、後をついて行ってみる。登ったり降りたり。風で葉がこすれる音や遠くから船の汽笛が聞こえる。そうこうしているうちに新緑に囲まれた一件のカフェを見つけた。中へ入り、眺めのよさそうな二階の席に腰を掛け、ハーブティーを飲みながらほっと一息。湿気でくるくるになった髪を気にしつつ、外を眺めてみれば木々に縁取られた漁港らしきものが垣間見えた。海は灰色の空と混じり合い境界線がなくなっている。それでも、海がそこに存在することはわかる。雨は降りやまず、時間はゆっくりと流れていく。あの灰色のビルに囲まれた世界で感じる30分間とは違う。どことなく、晴れやかな灰色の30分間だった。

 

 

 

 写真は漁港を撮影したんですが、フィルムカメラに不慣れなもので白飛びまくっています。初心者のためお許しください。

 

 

 素敵な出会いをさせてくれた尾道。まだまだ発見がありそうな予感。

また行きたいですね。